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よく、フライバイワイヤーって聞くことがあると思いますが、フライバイワイヤーって一体何でしょうか。

従来の航空機は、操縦桿やペダルの動きをケーブルやロッドなどの機構を介して翼を動かし飛行機をコントロールする操縦系統でした。

また、大型機になると翼を動かすにはかなりの力が必要になってくるので、油圧の力を用いて各操縦翼面を動かします。

ケーブルやロッド等の機械的リンケージを取り除き、パイロットの操作を電気的信号に変えて電気的に操舵する方式に変わったものがフライ・バイ・ワイヤという技術です。

勿論フライバイヤーシステムにも油圧は使用されていますが、電気信号を油圧サーボ・アクチュエーターという翼を動かす動力源に電気信号で送ります。

開発に至った経緯として、軍用機の致命傷となる主操縦系統の被弾面積を小さくするという目的から研究が開始されました。

軍用機における実績および最近のコンピューター技術をはじめとするデジタル電子装置の発達により,操縦の入力に対して正確なレスポンスが得られることが実証されました。

また、高度な飛行制御の自動化に極めて有効であること,複雑なケーブルやロッドの機構をなくすことによる構造の簡素化,重量の軽減が実現できることから民間輸送機にも導入。

767,A310,A320などの最近の民間輸送機にも採用されました。

767,A310においては,スポイラー・コントロールやトリム系統のような2次操縦翼面の操舵に対してフライバイヤーが採用されています。

A320や777では昇降舵や補助翼のような主操縦翼面の操舵にもフライバイヤーが採用されています。

A320では、左右のサイドパネルに取り付けられたサイドスティックという制御装置に代わられています。

あらゆる運動の指令を正確かつ適切にエレベーターエルロン・コンピューターやスポイラーエレベーターコンピューターに伝達して、航空機を希望どおりに運動させます。
また、手を放すと航空機は直前の姿勢を保持します。

さらにパイロットが危険な操作をしても,コンピューターが航空機の運用限界の範囲内で自動的に回避するようにプログラムもされています。

777でも同様のフライバイワイヤーが採用されていますが,操縦桿は従来の形のものが使用されています。

勿論、フライバイワイヤーシステムの基本構成要素である電気系統は,雷や電磁波の影響から安全に保護されていますので、ご安心ください。

いかがでしたか。

Skyart JAPANではプロもトレーニングできるシュミレーターで、操縦を体験できます。

フライバイワイヤーシステムのB777も経験することができますよ。

当施設のシミュレーターはプロ資格を持ったスタッフと体験する事ができます。

実際体験されて飛行機の乗り方が変わったというお客様もいらっしゃいました。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

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