皆様
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前回のブログにて飛行場標高についてふれました。
ところで飛行場標点とは何かご存じでしょうか。

パイロットの参考書バイブル(笑)であるAIMJには次の通りに書いてあります。
飛行場を代表する地点で多くの場合飛行場の地理的中心となる地点付近に定められ、
公共用飛行場については空港の付帯データーとして緯度経度により公示されている標点のことをいう。

この飛行場標高は空港のチャート上ではAPRと表記されます。
APRとはAirport reference pointの略です。
マークは小さい円に十字の線が入っています。

羽田空港、成田空港、福島空港で例を挙げますと、
羽田空港では、第一ターミナルの前あたりに設置され、
成田空港は第一ターミナルのところにあります。
福島空港は滑走路の中心に設定されています。

上記の空港では福島空港以外、標点は滑走路の中心ではありませんが、大多数の空港は滑走路中心にあることが多いそうです。
着陸帯の幾何学的重心の場所ともなっているそうです。

因みに熊本空港では誘導路T-4ポイントの近くにあります。
滑走路の中央ではありませんが近くにあります。

ではこの飛行場標点は何に使われているのでしょうか。

飛行場標高や、空域での高さや距離等に使われます。
飛行場標高は、飛行場の基準地点の海面からの垂直距離と決められています。
操縦士はこの標高を把握して高度計を見ながら地上までの高さを把握し、着陸操作を行っています。

高度計は、着陸したら実は0ftを示しているわけではありません。
着陸するとその空港の標高を示します。
例でいうと熊本空港です。
熊本空港の標高は632ftです。

着陸すると632ft近辺になります。

飛行機の高度の測定方法は3種類ありQNH、QNE、QFEと3種類ございます。
高度の測定方法については後日ブログで紹介したいと思います。

いかがでしたか。
Skyart JAPANではプロもトレーニングできるシミュレーターで、操縦を体験できます。
当施設のシミュレーターはプロ資格を持ったスタッフと体験する事ができます。
スタッフも日々勉強しています。
気になったことはブログにて紹介しますので、皆さんも気づいたことがあったら是非コメントくださいね。
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