皆様
日頃からSkyart JAPANをご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。

今回は、飛行中お客様よりご質問頂いた飛行機のブレーキについてご紹介したいと思います。世界中を飛んでいる飛行機ですが、地上や着陸にて減速する際にはブレーキが必要になります。
飛行機の着陸接地時のスピードは300km/hほど出ており、主脚にあるディスク・ブレーキで制動をかけ、15km/h位まで減速していくので強い摩擦熱が発生します。
一時的にブレーキ・ディスクは摂氏300度を超えることもあるそうです。そんな過酷な条件にてブレーキが使用されます。
ブレーキの性能をしっかりと使えるようにするためにも、ディスク・ブレーキの冷却が非常に重要となります。
冷却が十分でない場合は、着陸時にブレーキ性能が落ち、所定の距離で止まれない場合もあり、滑走路を逸脱してしまうケースもあります。そのため、機体には様々な工夫がされております。
ディスク・ブレーキの個所にセンサーを備え
、コクピットで温度管理をしている機体もあります。
また、ブレーキ・クーリング・カートというディスク・ブレーキ冷却用のカートがあり、駐機中に取り付けて廃熱も行います。

ボーイング747やエアバスA321neoなどでは、ディスク・ブレーキ外側に強制廃熱ファンが取り付けられている機種もあり、温度が下がるまでファンが回り続けます。

ボーイング737では、着陸装置のドアが取り付けられておらず、空冷によりブレーキを冷やしております。
クーリングシステム無しで、1時間程待つことで摂氏100度以下になり、ブレーキ性能を発揮できる温度まで下げることができそうですが、ボーイング737の場合は、到着後1時間以内に出発するケースを考えて設計されているので、このように着陸格納のドアが装備されておりません。このように、安全運航ができるように飛行機には多くの工夫がされております。

以上になります。
今月も残り少なくなりましたが、当店では30日まで営業しております。
冬休み期間中に是非ご体験してみてはいかがでしょうか。

学生様は、冬休みの期間がチャンスですよーー!!
学割コースもございます!!

現在、本格パイロット訓練コースが人気です。
皆様のご来店心よりお待ちしております。

ご質問ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
▼コンタクト
シミュレーターの予約やご質問はこちら


#ブレーキクーリングシステム
​#ブレーキ冷却
#都内シミュレーター
#ランディングギア
#飛行機
#パイロット訓練
#航空座学
#エアライン
#旅客機操縦体験​
#パイロット体験
#パイロットシミュレーション
#飛行体験
#リアルシミュレーター
#プロパイロット
#本格パイロット訓練
#飛行機訓練
#東京飛行機施設
#パイロットを目指す
#航空
#B737​
#B777​
#skyartjapan​
#操縦練習
#フライトインストラクターブログ