皆様
日頃からSkyart JAPAN をご愛顧頂きまして誠に有難うございます。

飛行機には様々なワーニングがあります。
今回は、Boeing 737の離陸時に作動するワーニングについてご紹介したいと思います。

そのワーニングですが、Take off configuration warning 日本語では離陸警報装置といいます。
フラップや、水平安定板の操作角度、スポイラーレバーの位置などが離陸状態に正しくセットされていない時にプープープーという断続警報音を発する装置です。

B737では、以下のような条件の際にワーニングが作動します。
1)フラップが離陸する際のポジションに下ろされていない状態である。
(フラップの離陸範囲は1-25°の位置)
フラップが斜めの状態になっている、左右非対称、コマンドした位置にフラップ  が降ろされていない。

2) スピードブレーキレバーがDOWNポジションに なっていない、もしくはスポイラーコントロールバルブが閉じていない。

3)パーキングブレーキがセットされている。

4)スタビライザートリムが離陸範囲を超えてセットされている。

離陸を行う際に、所定のフラップやトリムの位置にセットされていない。パーキングブレーキが作動、スポイラーが作動しているまま離陸を行うと大変危険です。

フラップは、翼の面積を広げる事で低速でも揚力を確保します。
スポイラーは揚力を下げる装置であり、パーキングブレーキは車でいうサイドブレーキのことです。

スタビライザートリムは、水平安定板のことで保舵力の軽減を行う装置です。
適切にセットされていれば操縦を行いやすくなりますが、誤ってセットしてしまうと、操舵力が重くなり過ぎてしまう事があります。

パイロットは通常の手順に加えてチェックリストで確認しておりますので、間違いが発生する可能性は極めて低いですが、様々なタスクが重なる。慣れていない状況下で操作を行うと、手順ミスが発生しやすくなります。

その様な場合に備え、ワーニングシステムなどの装置が設置されております。

以上となります。

👩✈飛行機を操縦してみたい方から、訓練希望の方まで、どなたでもシミュレーターを体験できます。

当店のシミュレーターは実機と同じ様に、ワーニングサウンドも作動する本格的仕様です。

皆様のご体験心よりお待ちしております。

ご不明点などございましたらお気軽にお問い合わせください。
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