皆さま。日頃からスカイアートをご愛顧いただきありがとうございます。

今回は地上の施設シリーズです。

2020-02-04にILS X,Y ,Zの違いって何? 前回のブログの訂正 の前号

https://skyart-japan.tokyo/2020/02/04/2020-02-04/

で、ILS精密進入について掲載しました。

では、ILSって何でしょうか?

精密進入と言われてもなかなかピンとこないですよね。

ILSとは、 Instrument Landing Systemの略です。
着陸進入する航空機に対して、空港・飛行場付近の地上施設から指向性誘導電波を発射し、視界不良時にも安全に滑走路上まで誘導する計器進入システムの事を言います。

この施設は3つの種類の施設にて構成されています。

進入方向(横位置)を示すローカライザ、
降下経路(縦位置あるいは高さ)を示すグライドパス、
滑走路までの距離を示すマーカービーコンです。

ローカライザは、進入している滑走路反対側の端にあります。

滑走路中心線上を延長していったところにある上横長い電波アンテナが設置されているので分かりやすいですよー。

電波は滑走路中心からややずれた、異なる方向に150Hzおよび90Hzで変調された電波を発射します。
ローカライザの周波数は108.10 MHz – 111.95 MHzの周波数で設定されています。
飛行機はローカライザ用のアンテナで受信した信号を復調し、150Hzと90Hzの成分の強度を比較することで右または左にずれている量を知ることができます。

グライドスロープは滑走路手前の接地点横にアンテナがあります。
航空機は水平に対して3度の角度で進入していく事が理想とされており、この3度の角度で着陸できるようにガイダンスするものがグライドスロープです。
グライドスロープの周波数は329.30 MHz – 335.00 MHzが用いられています。
上下に異なる低周波信号で変調されており航空機は上下のずれ量を検出します。

これらのガイダンスに従って航空機を操縦する事で、正しい経路に沿っての進入が可能となります。なかなか難しいですよー(泣)

減速や飛行機の車輪を出したりするのは勿論パイロットの責任です(笑)

蛇足になりますが、グライドスロープはローカライザの周波数と連動しているため、一般に空港のILSの周波数となるとローカライザの周波数を示します。

マーカーは、滑走路までの距離がわかる装置です。上空に指向性がある75MHzの信号を出しています。航空機が通過すると滑走路までの距離を表示と音によってパイロットに知らせます。インナーマーカー (IM) ・ミドルマーカー (MM) ・アウターマーカー (OM) の3種類があります。

いかがでしたか。

Skyart JAPANではプロもトレーニングできるシュミレーターで、操縦を体験できます。

当施設のシミュレーターはプロ資格を持ったスタッフと体験する事ができます。

ILS進入もお試し頂けます。インストラクターと共に練習してみませんか。
懇切丁寧をモットーに教えますよー

マスターすれば、パイロットへまた一歩近づけます(嬉)

スタッフ一同心よりお待ちしております。

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