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飛行機の緊急事態の際にコールするMaydayとPanpanコールがございます。
今回は、この2つのコールを行うにあたって基準があるのかどうか気になりましたので紹介致します。

まず、Maydayですが遭難信号になります。

乗員の生命や船舶、航空機自体が目下危険に晒されていることを意味します。
この遭難信号を送信すると、周囲に全ての活動を中断し救援活動の準備に入るよう要請することになります。

因みに、Maydayの語源はフランス語のヴネ・メデです。
助けに来てくださいという意味になります。

メデの部分をわかりやすいように、英語でMaydayと表記するようになり、
救難信号や遭難信号として国際的に使用されています。

一方、Panpanですが遭難信号を発する一歩手前の状態である準緊急事態に陥ったことを意味します。

緊急事態に陥ったわけではないので、乗員の生命や船舶、航空機自体はさしあたって危険に晒されてはいない状況になります。
消防、救急や付近を航行中の船舶・航空機に対して発信者が緊急事態に陥る恐れがあることを知らせるだけの送信です。

Panpanの語源はフランス語の panneに由来します。
故障の意味で、possible assistance neededpay attention nowの略だとの見解もあります。

また、これらの送信の運用方法について電波法や管制方式基準にて規定されております。

【電波法第 52 条(目的外使用の禁止)】 抜粋
無線局は、免許状に記載された目的又は通信の相手方若しくは通信事項の範囲を超えて運用してはならない。ただし、次に掲げる通信については、この限りではない。

一 遭難通信(船舶又は航空機が重大かつ急迫の危険に陥った場合に遭難信号を前置する方法その他総務省令で定める方法により行う無線通信をいう。)

二 緊急通信(船舶又は航空機が重大かつ急迫の危険に陥るおそれがある場合その他緊急の事態が発生した場合に緊急信号を前置する方法その他総務省令で定める方法により行う通信をいう。)
【管制方式基準 , (VI)緊急方式 3管制方式】 優先的取扱い 抜粋
(1) 次に掲げる場合には、管制上優先的取扱いをするものとする。 

(a) 航空機が「メーデー」又は「パンパン」を通報した場合
(b) 航空機が残存燃料について緊急状態である旨を通報した場合
注“MAYDAY FUEL”又は“MAYDAY MAYDAY MAYDAY FUEL”と通報された 場合は遭難の段階として取扱うものとする。
(c) 航空機が発動機の故障等により緊急状態にある旨を通報した場合
(d) 二次レーダーコード7700 の表示をレーダー画面上に観察した場合
(e) その他、航空機が明らかに緊急状態にあって優先的に取扱う必要があると認められる場合

以上のことから、Mayday Panpanどちらも送信を行っても優先的な誘導を受けることができます。

違いとしては、即時の援助が必要な状態であるかないかの差です。

一例としては、エンジンが故障した際は、片方のエンジンで問題なく飛行はできますが、片方が停止する可能性もあるのでMaydayをコールするのがBetterかと思われます。

以上になります。

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