皆様
いつもSkyart JAPANをご愛顧頂きましてありがとうございます。

今回ですが、いつも当店のblogをご愛顧頂いていらっしゃるお客様よりご質問を頂きましたので紹介したいと思います。

「着陸の際にはギアダウンをしますが、通常はどのタイミングでするのですか?たまにTVを見ていると、離陸や着陸時に部品が落ちる事がある様ですが、新ルートで降りる場合都心を通過すると思いますが、ギアダウン出来ない空域とかはあるのでしょうか?」

ご質問ありがとうございます。

ギアダウンのタイミングですが、ILSアプローチの際は、グライドスロープのアンテナをキャプチャーする少し前でギアを下げます。

正確に言うと、ワンドット手前で下げます。
写真では、高度計と姿勢指示器の間にあるドットになります。

B737-700ですと、ワンドット、ギアダウンflaps15の流れで飛行機を徐々に着陸のモードにしていきます。

ILSのアプローチを行うと、計器の横にドットの様なインディケーションが出てきます。
適正なガイダンスに対してのズレを示すものです。

ILSについて、詳しく知りたい方は以前のブログよりご確認頂けます。

ILSって結局何?
こちら

ILS X,Y ,Zの違いって何? 前回のブログの訂正
こちら

動画ブログも作成しております。是非、ご覧ください。

Skyart JAPAN ブログ No.1 CAT1 ILS 34R進入
こちら

根拠ですが、1,000ft RA(対地高度)までに着陸の為のチェックリストを終えなければならない規定を遵守できる場所で行います。

Stabilized approachという原則からきております。
着陸装置、フラップ、スポイラー、エンジンスタートスイッチのモードが着陸態勢になっているのをチェックリストを確認しながら全てモードが入っている状態であることを確認します。これを上記の高度までに行わなければなりません。

ILS以外の車輪を下げる高度ですが、Stabilized approachを満たす様に下げます

東京の新ルートに当てはめますと、RNAVアプローチではございますが3,800ft近辺でギアダウンとなります。
場所は、新宿駅辺りです。

航空会社によっては2,000ftになってからギアダウンを行うと規定されていることもあり、こちらは一概には言えません。

筆者の元いた航空会社の形式を参考に紹介をしております。

以上になります。

写真や、赤い文字にはリンクを貼り付けております。
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2020年1月19日のV1、VR、V2とは?というタイトルから始まり、多くのお客様にご愛顧頂きました。

V1、VR、V2とは?
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