皆様
日頃からSkyart JAPANをご愛顧頂きまして誠に有難うございます。
皆様は新品の旅客機の相場はご存知でしょうか？
旅客機1機の値段は、およそ1億2000万から8,000万ドル。
1ドル100円だとすると100億円近い値段になりますよね。
以前、飛行機の価格について紹介しているブログがございますので是非、チェックしてみてくださいね。
▼航空機の価格って
こちら
この様な高価な機体を何機も保有する航空会社ですが、実は全て新品で購入しているわけではないのです。
一般的に、航空機の寿命は25年と言われておりますが、整備を入念に行っている場合は30年でも飛行を続けることができるのです。
機体が古いものになると、整備費用が高くついてしまいます。
減価償却費用や生産コストなどの割合を考えながら売却をするか継続をするかを考えて運営しております。
売却された機体は、中古機として世に出回ります。
古い機体で危険などといったあまり良いイメージがない中古機ですが、実は、新品の初飛行機よりも安全面で評価できる場合もあるのです。
一定の運航実績と保守整備が保たれているので、しっかりと整備を行っている機体であれば寿命も長く使うことができます。
さらに、新規の機体を納入するとなった際、納期が2-3年かかるものに比べ、中古機はすぐに即戦力として使うことができます。
改修コストも300万から600万ドルで、約3億3,000万から6億6,000万で行う事ができます。
購入以外にリースも増えております。
航空会社同士での貸し借りや、リース会社からの借入のケースがございます。
乗客の増減に合わせて短期間に機種を変えることができるのもリースの利点です。
機体だけではなく、運航乗務員や客室乗務員を丸ごと貸し出す「ウエットリース」もあります。
一方機体だけ貸し出すリースを「ドライリース」と言います。
今の航空業界では、「現役」で活躍している旅客機をいかに長く使える様にしていくかが課題となっております。
長い間飛行機が安全に飛行できるのも日頃安全に尽力されている整備の方々がいることを忘れてはなりません。
以上になります。
写真や、赤い文字にはリンクを貼り付けております。
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2020年1月19日のV1、VR、V2とは?というタイトルから始まり、多くのお客様にブログを見て頂きました。
▼V1、VR、V2とは?
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