皆様
日頃からSkyart JAPANをご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
新春2022年明けましておめでとうございます。
昨年も多くのお客様にご愛顧頂きました。
今年も、スタッフ一同元気に営業してまいります。今回ですが、シミュレーターにて気になった航空座学を紹介していきたいと思います。
前回のブログにて、着陸装置についてふれました。
今回は、着陸装置の自動ブレーキシステムについて紹介したいと思います。
▼前回のブログはこちら
飛行機には自動ブレーキが搭載されており、着陸した際にはまず自動ブレーキを使用します。
着陸した際にパイロットがブレーキを踏み過ぎてタイヤをロックさせたりしないようにするためです。
減速して60kt近辺になると、マニュアルブレーキを作動させます。
自動ブレーキの種類ですが、RTO、1、2、3、4、MAXとあります。
このRTOですが、「Reject take off」の略称で離陸を断念した際に自動ブレーキが作動するモードです。
スロットルをアイドルにすることでスポイラーが立ち上がり、タイヤがロックする寸前の強力なブレーキがかかります。リバースもフルに作動させます。
自動ブレーキの中でも最大の減速率でありブレーキの最大圧力である3,000psiが圧力としてかかり、80kt以上で1秒間に14ft、80kt以下で12ftの減速率になります。
その他の減速率ですが、以下の通りになっております。
• Autobrake setting 1 - 1250 PSI 1秒に4ftの減速率 • Autobrake setting 2 - 1500 PSI 1秒に5ftの減速率 • Autobrake setting 3 - 2000 PSI 1秒に7.2ftの減速率 • Autobrake setting MAX and RTO - 3000 PSI 1秒に14ftの減速率 (80knots以上) 1秒に12ftの減速率(80knots以下) ※ setting 1 and 2 は通常のコンディション時使用。 ※ setting 3 は滑走路が濡れている、もしくは短い時に使用。
アンチスキッド・システムという車でいるABSがついているので、ブレーキロックがかからないようになっています。
以上になります。
本格パイロット訓練コースでは、オートブレーキの体験を行うことができる上にスラストリバーサーの体験も行うことができます。
現在、本格パイロット訓練コースが人気です。
皆様のご来店心よりお待ちしております。ご質問ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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