皆様
日頃からSkyart JAPANをご愛顧いただきまして誠に有難うございます。
今回は、飛行機の気になる箇所についてトピックであげたいと思います。
航空機の中で、コクピット窓の下に黒く塗装がされた機体が多くあります。
一体何のための塗装なのかご存知でしょうか。
また、最近A350やA320といった最新の機体の窓枠も黒く、独特な形をしておりますが何故なのかご存知でしょうか。
この黒塗装。アンチグレア塗装と呼ばれるものでプロ野球選手がデーゲームの際に目の下を黒く塗っているのと同じ理由から航空機に塗装されます。
航空機のレドームからの反射によるまぶしさを軽減させるためこのようなデザインとなっております。
代表的な機種として、日本製のターボプロップ機YS-11型機や、ジャンボジェットことボーイング747クラシックなどに目のクマのような塗装が見られました。
今では中華航空のBoeing737-800に同様の塗装がされております。
前回ブログについて、一部窓について触れたブログもありますので見て下さいね。
レドームについて（前回ブログ）こちら
飛行機にワイパー！！（前回ブログ）こちら
A350の窓は周りが黒い上に独特な形をしておりますね。
あのデザインは、俗にゾロマスクと言われるそうです。
気流の乱れを少なくし、空気抵抗を少なくできます。
少しくぼんだデザインにする事で、パイロットの視界をより良くすることができるそうです。
とっさの判断を求められるパイロットに、より多くの外部状況を提供できるのは大切です。
更に窓を黒くする事により、窓の温度を調整するのが容易になります。
A350のコックピット デザインはサングラスの役割を果たしているだけではないということを筆者も知り、航空機技術についてその精密さに驚きました。
以上となります。
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