パイロットの飯！！

皆様
日頃からSkyart JAPANをご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。

おかげさまで、冬季も多くのお客様よりご予約を頂いております！！

コース名：パイロット操縦体験コース
店舗名：フライトシミュレーター　スカイアートジャパン

【今回の体験でよかった点】
体験の内容, 体験の時間, 店舗の立地, 店舗の雰囲気, 店舗スタッフの対応

【体験したコースを家族や友人に勧めたいか】
ぜひ勧めたい

【上記回答の理由や、体験の感想】
親切に気持ち良いご対応を頂き、大満足の時間を過ごせました。

コロナ禍で大好きな飛行機に乗る時間がほぼなくなったこと、昔から航空業界へ憧れがあった私としては、久々に気持ちがスカッとした時間でした。

操縦説明を体験に必要なレベルに絞って頂いていたのでわかりやすかったですし、お店の雰囲気も空港や機内にいる感覚でワクワクしました。

ありがとうございました。

貴重なご感想誠にありがとうございます。
とても嬉しく、日々の励みになります！！

当店のシミュレータースタッフは、プロ資格を保有しております。
ご不明点がございましたらご遠慮なくご質問下さい！！
更に、当店のシミュレーターはプロのトレーニングができる性能を持っております。

👩引き続き接客に力を入れてまいります。
どうぞ、ご愛顧のほど宜しくお願い致します。

Skyart JAPAN フライトインストラクター 筆者

今回ですが、多くのお客様よりご質問を頂いたパイロットが食べる機内食について紹介していきたいと思います！！

実は、パイロットはコックピットで食事を摂ります。

会社にもよりますが、国内線では早朝の便、昼間の便、夜間の便にて機内食が提供されます。

時間によっては、提供されない便もあるので地上スタッフは弁当の手配等のサポート業務を実施しております。

国際線でも長時間のフライトのために同様に提供されます。

▼Japanese Air Force One B747 Passenger Seat 旧政府専用機 – 一般客室と記者会見席
こちら

さてここで問題となってくるのが、機長と副操縦士のご飯の種類は同様の物になるか、異なる物になるかです！！

実は、機長と副操縦士は2人とも別の種類のご飯を食べます。

これは、危機管理の意味が込められており、同じ物を食べて2人とも食中毒になることを防ぐ目的でこの様に行なっております。

操縦する人がいなくなり共倒れになったら大変です！！

トイレに何回も行きながらも飛行機を着陸させる事になら無いように、機内では勿論の事、乗務前の地上においても別々の種類の食事をするのが原則です。

お弁当の楽しみの一つである弁当交換。
「焼き魚、美味しそうだね。ちょっと私の唐揚げと交換しよう」
なんて事もできません。

このお弁当ですが、支給に該当する便は出発前にコックピットに搭載されます。

※画像はWikipediaより引用

会社によっては弁当の支給が無く、乗務員がお弁当を持ち込んで食事を行う事もございます。

当然ですが、機長さんにお弁当を最初に選んでもらいます。

中には大変優しい機長さんもいらっしゃり、先に副操縦士に選ばせて貰えます。
筆者も弁当を一緒に食べた時、選ばせて頂きました（嬉）

種類はご当地に合わせた美味しいものから定番のものまで盛り沢山あります！！

一例ではございますが、女満別空港からお弁当を搭載する便の場合、美味しい焼き魚定食になる事があります。

これには乗務員も大喜び。モチベーションも更に上がります。

食べずに余ったりすると弁当は破棄されてしまうので、地上のスタッフの方やパイロット訓練生に配ったりもします。

訓練生時代に貰った事がありますが、とても美味しくて嬉しかったです。

弁当は巡航中にそれぞれ交代で食べます。

機種によっては、計器の前にテーブルがあるのでプライベートルームのようなお食事が可能です。

Skyart JAPANのシミュレーター機種であるBoeing機は、テーブルが装着されていないので膝の上で食事を行います。

食べている際も、計器類や飛行に異常がないかモニターしながら早く食べるので結構忙しいです。
いわゆるドカ食いですね（笑）

参考までに、機体が高度30,000ftである約9,000m上空まで上がっていくと、味覚と嗅覚に変化が起こります！！

高度約10,000mの世界では、気圧は地上の約5分の1になります。

機内では、与圧装置を用いながら地上の約5分の4である0.8気圧になるように調整されています。

この0.8気圧の世界では、人間の味覚は30％低下します。

特に塩味と甘味を感じる能力が弱くなるようです。
さらに味覚は音の影響も受けています。

上空にいる際は、自覚症状は無いが味や嗅覚を感じにくくなってしまう影響で、地上にいる時と同じ味付けでは味が非常に薄いと感じてしまうそうです。

そのため、機内食は地上の食事に比べ、塩分や砂糖を使い最適な味が出るように作られているそうです。

また、機内食については航空法には記載されておりませんでした。

国際航空運送協会であるIATAの取り決めにより、一定時間以上の国際線では要望に応じて機内食を提供することが義務付けられています。

▼IATAとは？
こちら

いかがでしたか？

当施設のシミュレーターは飲食物持ち込み禁止なので飲食する体験はできませんが、雰囲気を楽しむことはできます。

是非、巡航中の雰囲気を体感して見てはいかがでしょうか。
以前、シェラトン店ですが新聞社に紹介して頂きました。

▼フライト体験に機内食風の夕食…航空ファンの心をつかむホテル続々
こちら

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JA8943は、日本航空で運用されていたBoeing777-300で、1999年02月〜2016年01月まで飛行していた機体です。

Boeing777-300は、777-200の胴体を延長した機材です。
Boeing747-100および200型機の代替として設計されました。

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