当店には飛行恐怖症プランという飛行機が苦手なお客様向けへ飛行機の仕組みや操縦方法をご説明させて頂くプランがあります。本日はその中でもお客様からのお問い合わせもあった対地接近警報装置についてお話しさせて頂きます。


「対地接近警報装置」とはなんなのか。
地上は水平ではなく山など様々な地形をしています。その為、どの高度が安全なのかは雲の中で外が見えない状況ではわかりません。最低安全高度が設定されているのでその高度以下で飛行しなければ安全ですが離陸直後や着陸時はそうもいきません。そこで安全性を高めてくれているのが「対地接近警報装置」です。
万が一着陸進入中に本来の進入経路よりも低く降りてしまったとか、着陸進入中の降下率が高すぎたなどの場合アラーム音が鳴り、音声で警告をパイロットに伝えられます。離陸して脚をあげた直後に降下が発生した場合などにも警告が鳴ります。

どのように感知しているかというと電波高度計からの対地高度のデータを得たり、高度計から得られる高度の変化や離着陸形態などのデータ、計器着陸方式(ILS : Instrument Landing System)を使用している場合、グライドスロープと、そこからのズレの情報、降着装置やフラップの上げ下げも参照しており、総合的に判断して地表に異常接近していると判断したときに、警告灯と音声による警告を行う仕組みになっています。
改良版ではGPS(Global Positioning System)を使っているシステムもあります。

ではどのような音声警告かというと”sink rate”(降下率)、”terrain”(地形)、”don’t sink”(降下するな) といった具合に発します。それでも降下を続けていると、警報音が鳴るとともに “pull up”(引き起こせ) という音声警告を発します。

このような安全対策のための装置が数多くあります。少しつづですが今後ご紹介していけたらと思っています。

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