昨日当店のフライトシュミレーターを用いてTV局様の撮影がございました。
内容は航空自衛隊のF-35A墜落事故の原因が空間識失調(バーティゴ)と発表された事を受けての取材でした。見逃された方はこちら。

そもそも空間識失調はなんなのか。本日はお話しさせて頂きたいと思います。

パイロットが操縦している航空機の姿勢、高度、位置、運動状態(方向、速度、回転)などを客観的に把握できなくなった状態を指します。そんなことがあるのかと驚く方もいらっしゃるかと思いますがどんなに訓練され、飛行経験が豊富なベテランパイロットでも起こり得るのです。
ではどういう状況で起こりやすいのか。
雲中飛行や霧の中、夜間の飛行など視界不良の際に起こりやすいと言われております。
また、大型機や戦闘機、セスナ機などの小型機、ヘリコプター等どの航空機でも起こりうるのです。
過去に空間識失調が原因とされる事故も多く起きており、パイロットの訓練を受ける際は必ず覚える内容ですがそれでも空間識失調になってしまったらどうするのか。
対処方法は一般的にオートパイロットを使用したり自分以外の人に操縦を代わってもらうなどです。
どちらも揃っていない状況下では航空機の姿勢を示す姿勢指示器を100%信用し自分の感覚を信用しない様にフライトをする様にする。と言われています。

本日は少し怖いお話をしてしまいましたがご安心いただきたいのは皆様がよく乗られるであろう民間旅客機ではオートパイロットも付いていますし、少なくとも必ずパイロットは2人は乗務している為、1人が空間識失調に陥ってしまったとしても墜落にまで陥る可能性はないに等しいです。

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