海外へよく旅行に行かれる方に多いかもしれませんが、なぜ行きと帰りで到着時間が数時間もずれることがあるのだろうかと考えたことありませんか。
本日はそんな不思議を解決していきたいと思います。

大きく影響しているのは偏西風という風です。飛行機は離着陸時には向かい風を必要としますが、フライト中は、向かい風よりも追い風を受けたときのほうがスピードは上がります。
※なぜ離着陸時に向かい風を必要とするのかはまた次回解説します。
そのため、同じ航路を往復する飛行機でも、東から西に向かう便より西から東に向かうときのほうが、目的地に早く着くのです。これは、つねに上空に吹いている偏西風の影響を受けるためです。

偏西風とは、地球が自転していることによって発生している風で、西から東へと強い力で吹きつけています。飛行機ばかりでなく、海を航海する帆船もこの影響を強く受けているそうです。

ジェット・ストリームと呼ばれる偏西風の一種は、対流圏上層または成層圏下層に見られます。中心部では時速200~400キロメートルもの強い西風が吹いており、その高度は1万メートル前後と、ちょうど旅客機の巡航高度です。

そのため飛行機の航路は、できるだけ偏西風が追い風になるように設定されています。 それでも、希望する飛行高度にほかの飛行機が多かったりすると、風の影響を受けやすい低い高度を飛ばなければならない場合もあります。 とくに冬には季節風の影響も加わり、さらに強い風になることがあります。

かつて、アメリカから成田に向かった飛行機が、向かい風のために時間がかかりすぎて燃料不足になり、急遽、新千歳空港に着陸して燃料補給するというケースがあったことも。 偏西風が吹くのは、つねに西から東。そのため、成田~シドニー間のような南北を結ぶ路線には影響がなく、往路も復路も速度はほとんど同じです。

今まで疑問には思っていたが知らなかったという方。知らない人へ自慢出来ますよ。かつ当店でパイロットシャツを着てフライトシュミレーターを体験した後、記念撮影をすればさらに自慢できること間違いなしです。

ぜひお客様のご利用お待ち申し上げます。

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