こんにちは!今日もSKY ART JAPAN のブログを閲覧していただきいつもありがとうございます。

パイロットは何歳からなれるかご存知ですか?
その前にライセンスの種類についていくつかご紹介いたします。

【パイロットライセンスの種類について】

1.自家用操縦士
年齢:17歳以上
条件:10時間以上の単独飛行
•出発地点から270㎞以上の距離で、中間において2回以上の生地着陸をするものを含め5時間以上の単独操縦による野外飛行
•夜間における離陸、着陸及び航法の実施を含む20時間以上の同乗教育飛行

趣味や娯楽で「大空を飛んでみたい」という方や「自分で飛行機を操縦したい」という方々が取得する「自家用操縦士」のライセンスです。ここ数年趣味の多様化で、仕事を引退した団塊世代の方や女性など、色々な方がチャレンジしております。
事業用操縦士に比べれば、費用も安く短期間で取得可能なので、他の仕事をしながらスクールに通って訓練・取得する方もいらっしゃいます。海外でライセンスを取得しても国内で学科の航空法規のみ日本で合格すれば日本の免許に切り替えられます。また、プロのパイロットになれるまで頑張ろうという強い決心がついていない方や「友人や知人と一緒に空に飛びたい!」という方は、まず自家用操縦士のライセンス取得をお勧めします。

2.事業用操縦士
年齢:18歳以上
条件:総飛行時間200時間以上

•100時間以上の機長としての飛行
•出発地点から540km以上の距離で、中間において2回以上の生地着陸をするものを含め20時間以上の機長としての野外飛行
•機長としての5回以上の離陸及び着陸を含む5時間以上の夜間の飛行
•10時間以上の計器飛行

「プロのパイロットになって日本中・・・いや世界中を飛び回りたい」という方や、「幼い頃からの夢だったプロ・パイロットになりたい」という方などが目指す「事業用操縦士」のライセンスです。プロパイロットになるわけですから、ライセンス取得のための費用も高額で、長期の訓練になります。他の仕事との両立は難しく、そのうえプロパイロットにふさわしい人格や能力も求められます。海外でライセンスを取得した場合、日本での切り替え時に学科全科目と実技があり、ハードルは高くなっています。
しかしその分、事業用操縦士のライセンスを取得すれば高額な収入につながると共に、永年の夢であった「プロ・パイロット」なれるのです。事業用操縦士取得のためには、自家用操縦士のライセンス取得がステップになるので、初めてで不安のある方は、まず自家用操縦士のライセンスを確実に取得することをお勧めします。その後のステップアップも当エアースクールでサポートしていきます。
操縦士になるには、前提として、一定の年齢及び飛行経歴が必要です。この要件は、実地試験を申請するまでに満たしておくことが必要です。受験資格の概要を資格別にまとめると、次の表のようになります。

3.定期運送用操縦士
年齢:21歳以上
条件:総飛行時間1500時間以上 •100時間以上の野外飛行を含む250時間以上の機長としての飛行
•200時間以上の野外飛行
•100時間以上の夜間の飛行
•75時間以上の計器飛行

【機長パイロットになれるまでの道のり】

1.免許(自家用操縦士」→「事業用操縦士」→「定期運送用操縦士」)を取得する。
いきなり事業用操縦士の免許は取得できないので自家用操縦士から順次免許を取得します。

①指定養成施設(航空大学校又は一部の操縦士養成課程のある私立大学)
②民間の飛行学校(海外も含む)
③自衛隊
④自社養成
※約2~3年間で①~④の方法で免許を取得する方が一般的

2.航空会社に入社して実用機(旅客機)の訓練を受け、航空局の試験に合格する。
※約1年

3.副操縦士として乗務し、飛行時間及び経験を積む
※5~15年で航空会社及び航空需要によって異なってきます

4.定期運送用操縦士
※旅客機に機長として乗務するために必要な免許)の訓練及び試験に合格する。約1~3年。

飛行時間と経験が必要な為、旅客機機長の道のりは長く思われがちですが
学ぶことが沢山ありあっと言う間に過ぎていく。と当店の機長は話す。

【Q&A】

1.目が悪くてもパイロットになれますか?

かつては“目が悪い人はパイロットになれない”などと言われましたが、 現在は事実上、裸眼視力に関する規定が無くなりました。
航空身体検査基準が緩和されたことにより、メガネやコンタクトレンズの使用が認められるようになったのです。
自家用の場合: 各矯正視力0.7以上 各レンズの屈折度が±8ジオプトリー※以内
事業用の場合: 各矯正視力0.7(両目で1.0)以上 各レンズの屈折度が±8ジオプトリー※以内

2.年齢制限はありますか?

自家用でしたら17歳以上、事業用で18歳以上の方であれば上限はございません。
総飛行時間などの受験資格を満たせばどなたでもパイロットになれます。
特に自家用ライセンスでは、健康な身体と精神であれば年齢に関係なく、どなたでもチャレンジ可能です。

3.女性でも操縦士になれますか?

パイロットに性別の制限はありませんので勿論なれます。女性は論理的に物事を考えられるため操縦士に適していると言われております。

まだまだ書ききれない事が沢山あり長くなってしましい失礼致しました。
結論・・・17歳からで自家用操縦士の免許が取得でき、18歳から事業用操縦士の免許が取得できるという事です。
免許取得に年齢規定はございますが、勉強開始はいつでも出来ます。
本日お越しのお客様は13才(中学2年生)。この年齢から本を読んだり航空知識を貯め込んでおりましたので
免許取得の際はスムーズだと思います。素晴らしいですね。将来が楽しみです。

本格パイロット訓練コース