皆様
日頃からSkyart JAPANをご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
快適な空の旅を提供できる様に、飛行機のサービスは日々発展しております。
中でも、一昔前までは機内のエンターテインメントシステムは映画やニュースなどといったものでしたが、現代ではWi-Fiを利用できるサービスの機能を持った飛行機があります。
皆様は、このWi-Fiはどの様にして提供されているかご存知でしょうか？？
実は、何種類かあります。
1)
地上の電波塔から送られてくる電波を機体の下部装置にて拾い上げる方法。
Air-To-Ground方式と呼ばれます。
航空機のルートに沿って設置された地上の基地局との通信を行うことで、機内Wi-Fiを提供できるシステムです。
この方式は、長い洋上飛行や国際線では使用されず、国内の陸上上空を飛行する際に使用されたりします。
2)
Kuバンドを用いた衛星通信
地上の基地局には頼らず、宇宙の人工衛星を介して通信を行う方法です。
12GHz～18GHzの電波帯であるKuバンドを用いるものです。
機上のユーザーが操作した内容が、衛星を経由して地上へ届きます。
その後、サーバから送り返された内容を再び衛星に飛ばして飛行機へ返します。
インターネット通信を乗せた電波が宇宙ステーションを経由するため、アンテナは機体の上部に取り付けられます。
アンテナは、ドーム状となっています。
内部は衛星の向きに合わせて角度を変えられるようになっています。
最大で30～40Mbpsという通信速度を出すことができる反面、衛星の受け持つ航空機の数が多くなるほど速度が低下してしまいます。
衛星を経由するための遅延が発生することもあり、読み込み時間がかかってしまうことも難点です。
3)
Kaバンドを用いた衛星通信
Kuバンドよりも高い周波数を用いる方式です。
軍用に確保されていた周波数帯であることから、実力は高いものといえます。
ViaSat社が提供するKaバンド通信は、受け持つ航空機全てに対して最大で70Mbpsの通信を保証しており、現時点では最も速い機内Wi-Fiシステムとのことだそうです。
ViaSat-1衛星は地上向け衛星インターネットサービスのExedeを提供しています。
なんと、格安航空会社のJetBlueはこれを使った機内Wi-Fiサービスを1時間あたり9ドルで提供しているそうです。
当店のシミュレーターでは、ご体験頂きながら飛行機の知識や説明などをプロ資格を保有するインストラクターから直接聞くことができます。
皆様のご体験、心よりお待ちしております！！
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