皆様
日頃からSkyart JAPANをご愛顧頂きまして誠に有難うございます。

当店のお得意様より、こんなご質問を頂きました。

「3月16日未明には福島県沖地震が発生して新幹線は大きな被害が出たにも関わらず飛行機は通常運航していて空港の滑走路は地震に耐えられる設計になっているでしょうか?」

ご質問を頂きまして誠に有難うございます。

1日に何便も離着陸をしている滑走路ですが、どの程度の強度でできているか。
そして、どのような構造で作られているかご紹介したいと思います。

滑走路の強度は、ACN-PCN方で表されます。

ACNとは、Aircraft Classification Numberの略です。
飛行機が滑走路面におよぼす影響を数値化したものです。
機種ごとに決まっています。

PCNとは、Pavement Classification Numberの略です。
滑走路面の強度を数値化したものです。

PCN値がACN値よりも大きくなければ、滑走路には着陸できないです。
1981年にICAOによって公布された標準化された国際空港舗装評価システムです。
このACNPCNですが、航空路誌AIPにて記載されております。

AIP
とは、Aeronautical Information Publicationの略称です。

航空路誌のことで、国が発行する出版物です。
航空機の運航のために必要な恒久的情報を収録しております。

収録内容の恒久的変更は航空路誌改訂版により、また、一時的変更等は航空路誌補足版により行われます。

▼AIPとは??
こちら

羽田空港の滑走路34RのPCNなどの情報です。
34R 329.88° 3360×60 PCN 95/F/B/X/T
Asphalt Concrete 353222.90N
1394818.49E
117.1FT

(Displaced THR)
353233.02N
1394811.34E
117.2FT THR ELEV : 27.8FT

(Displaced THR)
THR ELEV : 19.7FT
TDZ ELEV : 21.0FT

ACNの記号です。

※https://en.wikipedia.org/wiki/ACN-PCN_method より図を引用

滑走路の強度については、具体的に震度がどれ位までの強度が保たれるかは文献にはありませんでしたが、すぐに揺れに対応できるシステムが構築されております。

東京国際空港や関西国際空港など国内の主要 13 空港には多機能型地震計が設置されています。
地震の揺れを観測し震度演算等の処理を行う計測部及び 処理部等で構成されています。
地震の振動を感知するとアラームが鳴ります。
揺れが収まった際に、航空局のチームが滑走路の点検をし安全に支障がないかチェックを行います。

日頃、平時でも滑走路の点検を行っているので、安心して離着陸を行う事ができます。

以前にも、滑走路についてブログでご紹介させて頂きました。
こちらの記事も見ていただけると大変嬉しく思います。

▼滑走路に矢印!!
こちら

▼滑走路に横断歩道のマーク!!
こちら

▼アスファルトとコンクリートの違いについて
こちら

当店のシミュレーターは、エアライン経験のあるパイロットやプロ資格を保有するパイロットがフライトをサポートいたします。

ご体験中お気軽にご質問できるのも当店の強みでございます。

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ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
皆様の質問で、ブログを盛り上げていきましょう!!
実際にフライトをしてみると様々な発見もありますよーー

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2020年1月19日のV1、VR、V2とは?というタイトルから始まり、多くのお客様にブログを見て頂きました。

▼V1、VR、V2とは?
筆者初めてのブログはこちらから


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