皆様
日頃からSkyart JAPANをご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。

おかげさまで、多くのお客様にシミュレーターをご体験いただき皆様と楽しくフライトをさせて頂いております。
今回、計器に表示されたあるインディケーションについてご質問をいただく事が多かったので紹介いたします。

下記の図の赤色の丸で囲まれた計器ですが、こちら何を示すものなのか皆様はご存知でしょうか。

こちらのインディケーションですが、Angle of Attack Indicatorといい、迎角の計器になります。
迎角とは主翼が受ける気流の角度のことで、図面や計器ではαの記号で表されます。

この計器ですが、Skyart JAPANのBoeing737MAX,Boeing777-300ER両機種で表示されている計器です。

このインディケーションについて、Boeing737FCOMというマニュアルより調べました。
番号ごとに解説しておりますので、是非お読みください。

1) デジタルAOA (白色)
AOAの値をデジタル表記で0.2度単位で表されます。地上、及び対地速度が80ノット未満の場合0.0度
に読み取り値が固定されます。

2) スティックシェーカーインディケーター (赤色)
現在の飛行条件で、スティックシェーカーが作動するポイントを示します。
AOAの信号が無効な場合は空白になります。

3) アナログニードル (白色)
AOA値を アナログで示します。
-6度から+21度の範囲で針が移動します。
② 地上、及び対地速度が80ノット未満の場合、0.0度に固定されます。

4) アプローチリファレンスバンド (緑色)
速度Vref(xx)+5を行う際のアプローチAOAの適切な範囲を示します。
①通常状態もしくは片方のエンジンのオペレーションの際の着陸フラップ(15、30、40)の場合に表示されます。
②フラップ位置によってポジションは動きます。
③離陸と最初の上昇を行う際に、このインディケーションだけを使用しての飛行機の運用は禁止されています。

5) 0度リファレンスライン (白色)
迎え角が0度であることを示します。
基準線は、-5度から+20度まで5度ごとに表示されます。

最後に、すべてのボーイング航空機には迎え角を測定するために少なくとも2つのアルファベーンがあります。
しかしながら、今回紹介させて頂いたコックピットディスプレイは航空会社のオプションにより表示させることができる機能です。
従って、すべての航空機がこのダイヤルを表示するわけではありません

以上になります。

フライト中、気になった事やご質問等ございましたら是非インストラクターに聞いてみてください。
その他気になった事や紹介して欲しい事項などございましたら、コメント欄やメールにてお待ちしております。

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