本日は飛行方式についてお話ししていきます。
飛行機は空を飛び、自由に飛んでいる乗り物というイメージが強いかも知れません。
しかし、皆が自由に飛行してしまっては時速700キロ〜1000キロ近いスピードで飛行する飛行機では見つけた直後には衝突してしまいます。
その為、細かく決められた法律のもと飛行しています。
そしてその飛行方式でも大きく分けるとVFRとIFRの2通りに区分されます。
ではVFRとIFRとは何なのかご説明していきます。
〈VFR〉
天気が良く前方が見える状態での飛行方式を言います。
つまり雲の中に入ってはいけませんし霧などによる低視界での飛行はできません。
Visual Meteorological Condition(VMC)日本語でいうと有視界気象状態での飛行になります。
もう少し細かくいうと雲に入らなければいいというわけでもなく、ある一定以上の距離をあけて飛行しなければなりません。
〈IFR〉
天気が悪く前方が見えなかったりする際なども飛行を可能にする飛行方式を言います。
Instrument Meteorological Condition(IMC)日本語でいうと計器気象状態でも飛行が可能です。
もちろん天気がいい日でも飛行することが可能で世界中のエアライン(旅客機)が飛行している方式です。
天気が悪く外が見えない際もコックピット内の計器のみに依存して飛行することもできます。
しかし離陸から着陸まで全て決められた飛行方法で飛行しなければなりませんし、雲の中へ入るといっても危険な雲へは近づくことすら危険なこともあります。また、常に管制官と英語で無線のやり取りをする為、高い英語力や知識、技術、経験が求められます。
その為、この方式で飛行する際は別途、計器飛行証明という資格が必要です。
いかがでしょうか?
SkyartJAPANのフライトシュミレーターでは計器気象状態も経験していただけます。
もちろん資格を所有したインストラクターがご一緒させていただきますので安心してお楽しみいただけます。
多くのお客様のご利用お待ちしております。
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