本日は悪天候の中でのフライトにおいてどの様に飛行機は正確に着陸しているのかをお話しします。
そもそも悪天候の飛行でのコックピットからの景色は見た事がない方がほとんどかもしれません。何も見えなくなり、自分が上を向いているのか下を向いているのかすらわからなくなってしまいます。
そこで活躍するのがPFD(プライマリー・フライト・ディスプレイ)です。
この計器のおかげで高度や速度、姿勢などすべてわかります。
そして安全に着陸する為のシステムは様々ありますが今回はILS(Instrument Landing System)をお話しします。
ILSとは着陸のため進入中の航空機に対し、指向性のある電波を発射し滑走路への進入コースを指示する無線着陸援助装置です。簡単に言うと縦(高さ)と横(コース)の情報を計器に表示して滑走路まで誘導してくれるのです。専門用語でいうと縦の情報のことをグライドスロープ、横の情報をローカライザーと言います。
PFDには下の写真の赤枠の様に表示されパイロットは真ん中をキープする様に飛行します。そうすることにより最低安全高度まで高度を下す事ができ悪天候でも着陸できるのです。
Skyart JAPANでは悪天候での着陸もできますので自信のある方はぜひ挑戦して見てはどうでしょうか。
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