本日は当店のインストラクターも所有しているパイロットの資格についてお話しします。
一言でパイロットライセンスといってもかなりの種類があります。簡単にまとめると下記の様になります。
＜自家用操縦士＞
英語で言えばPrivate Pilot、車で言えば一種免許。「報酬を受けないで、無償の運航を行う」ことを条件として航空機の運航が認められます。
簡単にいうと趣味で飛ぶのはOKだけど、お金儲けはNGという資格です。
＜事業用操縦士＞
英語で言えばCommercial Pilot、車で言えば二種免許。
仕事として航空機の操縦ができる「プロパイロット」の資格になります。
航空写真、操縦訓練、チャーター飛行、遊覧飛行、宣伝広報等の仕事に従事することができます。
また、副操縦士として二人乗りの航空機を操縦することができ、一人乗りの小型航空機であれば、機長として操縦をすることもできます。
＜准定期運送用操縦士＞
英語で言えばMulti-crew Pilot License
一人乗りの小型航空機の操縦はできませんが副操縦士として、二人乗りの航空機を操縦することができ、計器飛行証明を含むため別途計器飛行証明は取得する必要がありません。
＜定期運送用操縦士＞
英語で言えばAirline Transport Pilot。
旅客機の機長として、定期航空路線を運航することができます。
＜計器飛行証明＞
計器に依存して飛行を行うための資格で悪天候などで飛行する場合などには必要です。
＜型式限定＞
型式の異なる航空機を操縦するには、その都度、当該型式に係る資格を所有する必要です。
＜航空無線通信士＞
管制官と無線で交信をする際に必要な資格です。
＜航空英語能力証明＞
国際線を運航する際に必要な英語能力の資格で定期的に更新が必要です。
＜第一種航空身体検査＞
仕事で乗務するのに必要な航空身体検査です。また、定期的に更新が必要です。
かなり長くなってしまいましたが飛ぶのにもかなりの資格が必要なのがお分かりいただけたかと思います。そのほかにも書ききれていない免許もございます…
実物の免許証がご覧になりたいお客様はインストラクターまでおっしゃって頂ければご覧頂けるかもしれませんよ。
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