その他

皆様
日頃からSkyart JAPANをご愛顧頂きまして誠に有難うございます。

お得意様より、面白いテーマを頂きましたので紹介させていただきます。

飛行中には、様々な錯覚に見舞われることがあり死亡事故などが発生することがあります。

今回、下記のご質問を頂きました。

離陸と着陸は機体が大きく傾くはずが、不思議なことに自分の体では傾いているような感覚を感じないことが時々あります。
またパイロットが急激に機体を傾けたことで平衡感覚を失って墜落する航空事故も聞いています。
操縦桿を急に傾けるのは絶対やってはいけないことなのでしょうか？
パイロットが何らかの理由で平衡感覚を失った場合は姿勢指示器
を見て機体を水平に戻すようにしているでしょうか？

回答ですが、実際に飛行を行うにあたって複雑な運動と外力及び外景の視認などによって運動と位置の錯覚を生ずることがあります。

これらの錯覚は、信頼できる地上の固定物標または飛行計器を確実に視認することによってのみ防止することが可能です。

三半規管の乱れや、気象条件などにより雲の稜線が水平線に見えてしまたり、長時間の旋回などにより体の感覚は傾いているにもかかわらず、飛行機は水平に飛行していることもあります。

その為、悪天候で空間識失調が発生した場合は計器を信頼し、大きなコントロールをしない様にする必要があります。

以前、空間式失調についてブログにてご紹介した記事があります。
空間識失調(バーティゴ）について　こちら

こちらもご確認いただけると嬉しいです。

以上となります。
ご不明点などございましたらお気軽にお問い合わせください。

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