皆様
日頃からSkyart JAPANをご愛顧くださり誠にありがとうございます。

航空機に搭乗された方なら見たことがある航空機の安全のしおりとビデオ。
なぜ公開しているか分かりますか?

そりゃ安全のためだからに決まっているだろ(笑)

ごもっともです。

安全のしおりがあり、安全ビデオも見ている人が少ない中、しおりを見てくださいとの告知だけでいいのになぜあえてビデオを流すのかと疑問に思った方もいらっしゃるのではないかと思います。

しかもビデオが公開できない際は、キャビンアテンダントによってデモンストレーションが行われます。

こういったビデオやデモンストレーションが行われているのは何か法的根拠があるのではないのかと思い、航空法開いて調べてみました。

いざ航空法へー

航空法施行規則150条に救急用具について記載されています。
この救急用具についての項目に以下のような記載がされておりました。

救命胴衣又はこれに相当する救急用具は、各座席から取りやすい場所に置き、その所在及び使用方法を旅客に明らかにしておかなければならない。

つまり旅客に対して所在や使用方法を明らかにする義務があるのです。
そのため、説明責任としてビデオで上映しているのです。

安全の手順は大変重要なものであり、有事の際に直ぐに手順を知っておかないと危険を回避できる確率が低くなってしまうので軽視できません。

何事もそうですが、有事に対する準備は大変重要です。

蛇足ですが、筆者が訓練生時代に非常事態を想定した訓練を行いました。
今まで飛行機を数多く乗り、操縦も行い更には安全ビデオやしおりを毎回熟読していたにも関わらず、いざ脱出の際に手足が動かなかったってことがあります。

航空従事者でさえも初回では手こずります。
実際にやってみるとなると難しいものです。

安全ビデオをしっかりと見て、巡航中や時間の空いている時などに安全のしおりでレビューをしておく。
そしてイメージトレーニングができたらさらに理想で、有事の際は自分を守る他に、他の乗客の助けにもなります。
また、客室乗務員のサポートもでき、結果多くの方が救われるかもしれません。

是非、航空機に乗る際は安全のしおりを熟読していただきたいです。

また、このように安全のしおりを読むことによって多くの方に航空に関心を持っていただけることができたら大変嬉しいことです。

以上になります。

いかがでしたか。
Skyart JAPANではプロもトレーニングできるシミュレーターで、操縦を体験できます。
当施設のシミュレーターはプロ資格を持ったスタッフと体験する事ができます。
スタッフも日々勉強しています。
気になったことはブログにて紹介しますので、皆さんも気づいたことがあったら是非コメントくださいね。
現在、新型コロナウィルス蔓延により、飛沫感染拡大しないよう当店では対策をおこなっております。

スイッチ類や操縦桿などをスタッフが丁寧に拭き上げ消毒をしております。
店舗では、扉や販売棚などをスタッフが丁寧に拭き上げ消毒をしております。
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