その他

皆様

日頃からSkyart JAPANをご愛顧下さり有難うございます。
皆さんは航空無線を聞いた事ありますか。

気になった用語があったのでブログに記載したいと思います。
皆様はResume own navigationという用語をご存知でしょうか。

Resume own navigationの定義を調べてみました。

レーダー誘導を終了します。通常航法（パイロットナビゲーション）に戻ってください。この用語は経路のみに関する承認で高度については別途クリアランスが発出されない限り最後の指示高度を維持しなければならないとAIMJの定義集に記載されております。

無線を聞くと、Resume own navigation direct HILLSと言ってました。

これはHILLS地点に直行し、承認された経路通りの飛行を再開してくださいという意味です。

自由な空へ♪と歌がありますが、実は空は多くのルートが定められています。
道路でいうと何本も高速道路があり、ジャンクションが何個も空にあるイメージです。

東名高速道路といった名前がある通り、空のルートにも名前があります。一例ですがY11と名前がつけられます。
また、高速道路では浜松JCTといった名前がある通り、航空路ではジャンクションにあたるものをFIXと呼びます。

このFIXですが、それぞれ名称がつけられ航空路に数多くあります。
今回のHILLSもまさにFIXです。

通常航空路を辿って飛行機は航行しますが、空域がすいていてショートカットできる場合や、混雑していて飛行機どうしの間隔を広げたい場合、天気の悪いエリアを避けたい場合等必ずしも飛行計画の経路通りに飛ぶのでなく、進む方向を管制官が指示、パイロットからの要求を管制官が許可して飛ばすレーダー誘導があります。

文字通り、レーダーを見ながら管制官が誘導していきます。
車でいうと、助手席の人が左にいけ、右にいけ、上にいけ？というイメージです。

このレーダー誘導を終え、元の航空路に戻って飛行をして欲しい時に、航空路のポイントに直行の指示を入れて、その先はフライトプランで承認された飛行経路を航行して欲しい時などにこの用語が使用されます。

航空機の操縦をする際の基礎課程の中で計器飛行を学ぶ時に必ずと言ってもいいほど出てくる用語です。
是非、知識として頭の片隅に入れて頂ければ大変嬉しく思います。

いかがでしたか。
Skyart JAPANではプロもトレーニングできるシュミレーターで、操縦を体験もできます。
当施設のシミュレーターはプロ資格を持ったスタッフと体験する事ができます。
実際に飛行機の乗務経験のあるスタッフがアテンドいたしますので、様々な経験談とかも聞くことができますよー。

スタッフも日々勉強してます。

気になったことはブログにて紹介しますので、皆さんも気づいたことがあったら是非コメントくださいね。

レッツエアライン！！

スタッフ一同心よりお待ちしております。

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