皆様
日頃からスカイアートをご愛顧いただき誠に有難う御座います。

鉛直視程ってご存知ですか?

VERTICAL VISIBILITYと言われ、 略語でVVと天気情報に記載されます。

PilotはMeterという定時航空実況気象通報式を見て天気の情報を取得します。
このMeterですが、風、視程、降水、滑走路視距離や視程障害現象等の現在天気、雲量、雲高、温度、露点、気圧などのデータが提供されます。

METARの最後には、発表時刻から2時間に起こりうる気象の変化を取り扱う TRENDと呼ばれる短期予報が付け加えられることがあります。
飛行場予報 でTAF というものもあります。

TAFと大きく異なるのは、特に重要な変化がない場合、NOSIG(No significant change)が付加されることと、適用時間がTAFの30時間(日本の場合)に対し最大で2時間程度の違いであります。

TAFについてはのちにブログで紹介させていただきます。

飛行機の航行を行うに当たって雲の情報は大切です。
その為天気情報には雲の量や雲の高さを記載されています。

ここでポイントなのが、なぜ雲の高さが記載されるのにわざわざ鉛直の視程を記載しているかです。

視程は垂直ではなく平行の情報がより必要です。
進行方向に対してどれくらいの距離が見えるかは情報として持っておく必要があります。

垂直は上昇や降下で必要‥その通りです。

しかし、観測しているのは飛行場周辺の一部分だけ。
だとするとなぜ観測の意味があるのでしょうか?

答えは、霧で雲底の高さが観測できない時に鉛直方向の視程をVVと前置して以下の通り通報するからです。
鉛直視程 60m≒200ft → VV002

離着陸の最低気象条件や空港を視認できる最低の高さとして、雲底は重要視されます。

なので、飛行場周辺の鉛直視程で問題ないのです。

雲底が観測できないので、代わりに光学的手法を用いた鉛直方向の視程を観測することで情報を提供します。

いかがでしたか。

Skyart JAPANではプロもトレーニングできるシュミレーターで、操縦を体験できます。

当施設のシミュレーターはプロ資格を持ったスタッフと体験する事ができます。

実際に飛行機の乗務経験のあるスタッフがアテンドいたしますので、様々な経験談とかも聞くことができますよー。

スタッフも日々勉強してます。

気になったことはブログにて紹介しますので、皆さんも気づいたことがあったら是非コメントくださいね。

レッツエアライン!!

スタッフ一同心よりお待ちしております。

お問い合わせはこちら
==============================
Instagram @skyartjapan
Facebook @skyartjapan
Twitter @SkyartJapan
==============================
Flight Simulator Skyart JAPAN
www.skyart-japan.tokyo
Tel: 03-3440-6777 Fax: 03-3440-6737
Mail: info@skyart-japan.tokyo
6-7-29 Kitashinagawa Shinagawa-ku
Garden City Gotenyama Tokyo 141-0001
Open: 10:00 to 18:00
〒141-0001 東京都品川区北品川6-7-29
ガーデンシティー品川御殿山 1F