皆さま。日頃からスカイアートをご愛顧いただきありがとうございます。

今回はマニアシリーズです。

航空無線などで聞いている人はご存知の通りですが、精密進入方式(ILS)の許可を出す際に
X、Y、Z、と日によって変わる事があります。

さて、問題で、このX、Y、Zはなぜ変わるのでしょうか。
そもそもX、Y、Zって何でしょうか。

答えは気分‥ではないです。
気分と思ったそこのあなた、座布団2枚差し上げます(笑)

正解は、天候などによって、管制機関が進入方式を変更しているからです。

着陸のガイダンスで必要な電波(ILSビーム)を受信しているか確認する高度をFAF(ファイナルアプローチフィックス)といい、その迎合点がそれぞれ異なっています。

ある空港のチャートを見ると、ILS ZではMICKYポイントの3000ftにてILS-GPと迎合。ILS YではVERSOポイントの4000ftでILS-GPと迎合。ILS XではLUNARポイントの4500ftでILS-GPと迎合します。因みに羽田滑走路34Lのポイントを紹介しています。

羽田の例ですが、快晴で滑走路も簡単に視認できるような気象条件では34R側はHighway Visual アプローチ,34L側はILS Xアプローチを行っています。

これは、視程が良いので、R側の滑走路は地上の目標が見えれば、目視で飛行機を進入させる方式を取り、L側では、早めに迎合して、滑走路が見えているので計器情報を参考に、目視も参考に進入しましょうという意味が込められていると筆者は理解しています。

筆者は、店内で羽田のLive ATCをBGMとして流しています。ふと気になったので急遽ブログにあげました。もし、解説が分かりづらい、上級者向けだと感じられたらすみません(泣)

豆知識として、頭の片隅に入れていただけると非常に嬉しく思います(嬉)

参考に34L滑走路末端からMICKYは8.9nm、VERSOは11.9nm、LUNARは13.4nmになっています。

ATS JAPANというサイトでチャートを無料で閲覧できるサイトがあるので是非使って見てはいかがでしょうか。

いかがでしたか。

Skyart JAPANではプロもトレーニングできるシュミレーターで、操縦を体験できます。

当施設のシミュレーターはプロ資格を持ったスタッフと体験する事ができます。

是非ILS X、Y 、Z進入を体験して見てください。

後、前回のcampain告知の紹介記事の訂正です。
セールの半額対象はB737のみと記載してしまいましたが、正しくはB777も対象になります。オプションは付きませんのでご了承ください。


スタッフ一同心よりお待ちしております。

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